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北陸新築リフォーム補助金サポートナビ運営局です。
2025年の新しい補助金『住宅省エネ2025キャンペーン』。
最新情報をお届けするコラムをシリーズでお届けします。
第1弾の今回は、2月7日に新たにわかった「GX志向型住宅」の要件について詳しく解説していきます!
なお、当サイトでは建築地が北陸の場合で解説しておりますのでご注意ください。
まず、昨年12月に発表された当初のGX志向型住宅はどのような要件だったか簡単におさらいしていきます。
<GX志向型住宅の技術要件>
当サイト別コラムにて当時の発表内容を解説していますので、ぜひご覧下さい!
https://hokuriku-hojyokin.jp/column/1179/
その後、令和7年2月7日にGX志向型住宅の概要について詳細な資料が公表されました。
このうち新たな情報として大変重要なものが大きく2つあります。
① 多雪地域は太陽光パネルの設置が任意になった
前回の解説コラムでは、GX志向型住宅は太陽光パネルが最低でも4.5KWほどは必須になる予定だとお伝えしました。
今回の新しい情報によると、GX志向型住宅の要件のうち3つめの「再生エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率」では多雪地域は都市部狭小地等と同じ扱いとなり「要件なし」と発表がありました。
北陸はほとんどの地域が「多雪地域」に該当します。
つまり、北陸では補助金GX志向型住宅160万を申請するにあたり、
太陽光パネルの設置については任意(自由)となったのです。
任意とはなりましたが、設置をしたほうが光熱費の削減や、災害時による停電にも対応ができます。また二酸化炭素の削減に繋がっているため、環境に優しいなどメリットは多数あります!
② HEMS設置が必須要件になった
GX志向型住宅の要件に「高度エネルギーマネジメントシステムによる制御の導入」、つまりHEMSの設置が必須要件の4つめになりました。
太陽光の設置要件はなしになったのにHEMSがいるの?何で??
そう思った方、いませんか?
そもそもHEMSは太陽光があるから設置するというものではありません。
HEMSとは、Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネージメント システム)の略です。家庭内の家電製品や電気設備などをHEMSと接続することで、電気の使用量や稼働状況を「見える化」し、管理するシステムです。
HEMSの設置は多雪地域で太陽光なしで申請するGX志向型住宅であっても必須です。
HEMSについて詳しくは後日配信予定!しばらくお待ちください!
まとめると、GX志向型住宅の要件は4つ
① 断熱性能等級6以上 |
② 再生可能エネルギーを除く一次エネルギー削減率35%以上 |
③ 太陽光の設置は任意 |
④ HEMSの設置は必須 |
以上の4つが多雪地域でGX志向型住宅を建てる際の要件です。
北陸はGX志向型住宅をより目指しやすくなったのではないでしょうか?
また、GX志向型住宅の補助金申請を行うためには、建築事業者が「GX建築事業者」であることを意思表明することが必要となります。
手続きは「統括アカウント」利用者が住宅省エネ2025キャンペーンの事業者登録(新規・継続)手続き中の過程で表明する操作をする。下記イラスト参照。
なお、GX協力表明のためだけの「専用アカウント」を発行することでも当該表明を行うことができる予定です。下記イラスト参照
詳しい表明内容については、後日発表とのことなのでお待ちください。
さらに予約申請または交付申請時の必要書類についても追加情報が出ています。
GX志向型住宅の場合は、以下の7つのものが予約申請に必要となります。
注意点としては、GXの場合は住宅の省エネ性能証明書類として使用可能なのは「BELS評価書」のみであることや、「HEMSの機器型番の確認書類」が必要になる点です。スムーズに補助金申請が行えるように、まずはBELSの準備から行っておきましょう。
なお、当サイトはGX志向型住宅の申請のための仕様相談や
GXの省エネ性能の証明書となるBELS評価書の申請サポート受付中です。
詳しくはこちらから
これまで発表された情報を元に、GX志向型住宅の参考モデルを2パターン作成してみました。
約45坪の木造戸建住宅で省エネ計算の試算をしています。
※あくまでモデルケースであり性能要件達成を必ず約束するものではありませんのでご了承ください。
【仕様】
●屋根:吹付断熱280㎜(例:アクアフォーム)
●外壁:吹付断熱85㎜(例:アクアフォーム)
●床:ネオマフォーム66㎜
●基礎:浴室と玄関の立ち上がり部分に断熱あり30㎜(例:スタイロフォーム1種)
●サッシ:樹脂サッシトリプルガラス(例:エクセルシャノンNS×50)
●冷暖房機器:エネルギー性能区分(い)エアコン(例:PanasonicエアコンHXなど)
北陸地域の建築会社は吹付断熱材をご使用されているところが多いので、この仕様を作成してみました。
ぜひ参考にしてみてください!
ポイントとしては、まず樹脂サッシトリプルガラスを採用すること、
次に、吹付断熱材の厚みを増やすことで、GX志向型の要件を達成できます。
【仕様】
●天井(梁間):ネオマフォーム100㎜
●外壁:アクラスパネル75㎜(硬質ウレタンフォーム)
●床:ネオマフォーム66㎜
●基礎:浴室と玄関の立ち上がり部分に30㎜(例:スタイロフォーム1種)
●サッシ:樹脂サッシトリプルガラス(例:エクセルシャノンNS×50)
●冷暖房機器:エネルギー性能区分(い)エアコン(例:PanasonicエアコンHXなど)
例②のポイントとしては、断熱・耐震・省施工の3つを同時に実現させることができるモデルになっている点です。
外壁に「アクラスパネル」という高性能の硬質ウレタンフォームが一体となった耐力面材パネルを採用。
断熱等級6だけでなく耐震等級3も取得可能です。
また、このパネルは断熱施工が上棟後およそ1日で完了してしまうので工期短縮に役立ちます。
「省施工」という面は建築会社様に大きなメリットがあります。
また、「断熱性・耐震性が確保できる」という面ではお客様に大きなメリットがありますので、参考にしてみてください!
ここまで解説してきたGX志向型住宅ですが、メリット・デメリットについて気になる方も多いと思います。
まずはメリットの解説です。メリットは2点あります。
1点目は「光熱費の削減」です。
省エネルギー性に優れているので、通常の住宅よりも光熱費が抑えられ、長期にわたって経済的メリットがあると言えます。
2点目は「住み心地」です。
GX志向型住宅は断熱性にも優れているため、家の中で温度差を感じることなく快適に過ごすことができます。
また、この温度差が原因で起きる「ヒートショック」事故を防ぐことができるなど、安心して住める健康的な家になるというメリットがあると言えます。
次にデメリットですが、
GX志向型住宅を建築するためには「建築費が高くなること」です。
トリプルサッシを採用したり、暖房効率を高めた高価格帯のエアコン採用が必須になるなど、
一般住宅よりも初期コストが少々高くなりがちです。
ただし今ならGX補助金160万を利用すれば、かなりの負担軽減できるでしょう。
これらのメリット・デメリットを参考にGX志向型住宅を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は「GX志向型住宅」の最新情報について解説しました。いかがだったでしょうか。
新たな要件が追加されたりと、高性能住宅の普及を本気で目指す流れになっているのを感じます。
今回の補助金をきっかけに、GX志向型住宅レベルの超省エネ住宅が普及し、
特に北陸ではこのレベルは当たり前になってくると思います。
補助金がある、なしにかかわらず、今後も住まいの作り手として、
このような高性能住宅への対応を積極的に取り入れていきましょう。
「住宅省エネキャンペーン2025」の公式ホームページがやっと2月26日にオープンしました。
公表されている情報はまだ少ないですが一度ご確認ください。
「子育てグリーン住宅支援事業」のホームページへもジャンプできます。
公式ホームページは下記バナーから
また、今回ご紹介したGX志向型住宅の追加要件は子育てグリーン住宅支援業公式HP内の
GX志向型住宅の要件ページにてご確認ください。
子育てグリーン住宅支援業公式HPはこちら
当北陸新築リフォーム補助金ナビでは、補助金を活用したいけど、新築の性能の知識がわからないという工務店様や、
どのサッシを使うといくら補助金がもらえるのかわからないという事業者様のサポートが可能です。
GX志向型住宅の要件を満たすためにはどのような住設建材を使ったらよいのかなど、
お気軽に下記バナーからサポートについてお問い合わせください。
ご愛読ありがとうございました。