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北陸新築・リフォーム補助金サポートナビ編集部です。
2024年3月末から交付申請が始まった「住宅省エネ2024キャンペーン」。
住宅の省エネリフォームをより効果的に促進するため、国交省、経産省、環境省の3省が合同で実施しているこの補助金、
昨年の2023年事業と同様、1月から事業者登録が開始、物件の交付申請も3月末から申請スタートしております。
現在実施中の補助事業は下記の4つ。
・省エネ住宅の新築・リフォームが補助対象の「子育てエコホーム」
・窓リフォームが補助対象の「先進窓リノベ」
・エコキュートなど高効率給湯の設置が補助対象の「給湯省エネ」
・賃貸集合住宅の既存のガス給湯をエコジョーズ等へ交換する「賃貸集合給湯省エネ」
各補助金の詳細はこちらのコラムで解説中!
2024年の補助金「子育てエコホーム(新築)」申請の注意点とは? | コラム | 北陸新築・リフォーム補助金ナビ (hokuriku-hojyokin.jp)
3月下旬受付開始!住宅省エネ2024リフォーム補助金の注意点 | コラム | 北陸新築・リフォーム補助金ナビ (hokuriku-hojyokin.jp)
リフォームは併用可能なため、今年もワンストップ申請によるまとめ申請が可能。のはずでしたが、
5月22日現在の今も「システム不具合」でワンストップ申請は始まっていません。
他にもどういうわけか、さまざまな不具合減少が多発しており
特に「子育てエコホーム」は4月~現在までいつも何かがおかしい状態が継続しているようです。
そのため、3月末の交付申請開始より約2か月が経過しようとしている現在(5月22日時点)、
補助事業それぞれの予算消化ペースに差がつき始めています。
今回のコラムでは、今年の住宅省エネキャンペーン補助金の傾向と対策を解説します!
本補助金はルール上、現場着工しないと補助金申請(予約も)できないことになっています。
現場が終わってさあ補助金申請しよう!と思って申請ポータルを操作するも、画面がおかしくてどうにも進まない。
いったん作業を止めてしまったままの方が非常に多いです。
当サイトにも「自分が間違ってるだけかもしれないが、〇〇がおかしい」といったご相談を多数いただいております。
下記は「〇〇がおかしい」のあるあると、その対処方法です。
「2023キャンペーンからの継続事業者向けの事業者登録用メールがみつからない」
今回はそのようなメールは発信されていません。
2024キャンペーンのtopページから統括アカウントを申請してください。
ただし2023年の事業者登録時に使ったメールアドレスを使うこと。それで継続事業者扱いになります。
「事業者登録申請したはずなのに登録完了メールが届かない」
事業者登録画面(統括アカウント)の「①事業者登録の情報」ステータスを確認してください。
「審査中」以外の「編集完了」などになっているなら、事業者登録を「申請する」ボタンをまだ押していないのですぐ押して申請しましょう。
「ワンストップ申請のためのボタンが見当たらない」
ワンストップ申請はまだ始まっていません。事業別に申請してください。
「交付申請画面で口座情報が出てこない」
事業者登録画面(統括アカウント)の「④口座登録」ステータスを確認してください。
承認済(登録完了)なら交付申請画面で選択できます。
まず給湯省エネや窓リノベで交付申請入力してみて、口座情報を選択できるか確認
→選択できたら「子育てエコホーム」限定のエラーです。復旧しているはずですが事務局に電話してみましょう。
「子育てエコホームの交付申請一時保存データが無くなっている」
担当者アカウントでログインしても実はシステムがアカウントを判別できていない場合あり。
(画面右上にアカウント名がでていない)
左上の「TOPに戻る」ボタンを押してください。アカウント情報を更新させれば、保存データがみつかることあり
(画面右上にアカウント名がでてくる)
不具合なのか画面が見にくいだけなのか。。
去年と大体同じシステムなのになんで今回はうまくいってないのでしょうか?
実は、国交省は補助金事業の実施者(事務局運営を担当する民間団体)を毎年度一般公募決めています。
この事務局運営会社が毎年、変わるんです(〇通を継続利用して国会で問題視されたことがあるから)。
去年のエコすまいは「大日本印刷株式会社」でしたが今年は「株式会社博報堂」が事務局運営です。
つまり毎年、事務局サイドが補助金初心者ということ。(他の省庁はそんな効率悪いことしない)
管理側が初心者なのに去年からのシステム改善も求められて、ずいぶん苦労しているみたい。
ワンストップ申請が今も動いていませんが、エコホームのシステム連携がうまくいかないんでしょうね。
昨年のエコホームの予算消化ペースは1%/日でした。今年のペースはその半分くらいでしょうか。非常にゆっくりです。もしかしたらシステムエラーが原因で未申請が多いのかもしれません。
なお、今年のエコホームは去年より予算増額されており、昨年は約1700憶(追加予算含む)で9月28日に終了→今年は予算2100憶です。
このペースであれば「子育てエコホーム(新築)」は11月に予算終了しそうです。
そしてそれよりも早く、
9月末には「給湯エネ事業」が予算終了、
7月末には「給湯省エネの撤去加算」が予算終了しそうな勢い。
給湯省エネは申請を手元に溜めてしまうと大変危険ですよ!
ワンストップ申請の再開は待たずにさっさと申請しましょう。
次項で解説します。
「給湯省エネ2024事業」は、より性能の高い高効率給湯器(エコキュートなど)の設置工事に対する補助金です。
予算規模は580億、うち40憶は撤去加算専用の予算。
5月22日時点、予算に対する補助金申請額は22%、
うち撤去加算は31%消化済です。
このペースだとまず撤去加算の予算が7月末ごろには尽きそうです。
撤去加算とは、エコキュートの交換工事時に、同時に古い電気温水器や電気蓄熱暖房機を撤去する工事を行うと、
補助金額が加算されるものです。(撤去加算は新築は対象外です。)
<申請の例>
エコキュート1台 補助金10万円
電気温水器を1台撤去 補助金5万円
電気蓄熱暖房機を1台撤去 補助金10万円
補助金申請額合計 25万円(うち15万が撤去加算)
☆詳しくは当サイトの別コラムで解説中☆
パワーアップして継続決定!給湯省エネ2024事業とは | コラム | 北陸新築・リフォーム補助金ナビ (hokuriku-hojyokin.jp)
撤去加算があると補助金が20万クラスになるのです!お得~~☆
エコキュートの交換工事の見積をする時は、室内に電気蓄熱暖房機の有無もチェックすべし。
ただし、7月末までにエコキュートの交換工事と蓄暖を撤去できる案件まで。
リフォームでも「交付申請の予約」は可能です。ただし予約は着工していることが要件なので、
契約や見積だけでは補助金予算は予約で確保できません。7月末には着工してください。
エコキュート本体の補助金(10万など)は9月末ごろ予算終了の見通し。
給湯省エネの交付申請は、いち早く申請しましょう!
「給湯省エネ2024事業」はいち早く申請することがポイント!
当サイトでは補助金申請ポータルでの申請入力代行を行っています。
エコキュートの補助金のいち早い申請&補助金確保のためには、このサービスが最もおすすめ!
下記参照ください。
興味のある方は下記バナーからお問合せくださいませ。
<お問合せフォームへは下記について記載お願いします>
・御社名、御社住所、ご担当様名、連絡先をお知らせください。
・お問合せ種別(プルダウン選択)「給湯省エネ2024代行パッケージについて」
・お問合せ内容(自由記載)
「代行パッケージのサービスの詳細が知りたい」
「〇〇市の〇〇邸の工事について代行をお願いしたい」
「エコキュートの施工も可能か?見積したい」等。
・建築地(リフォーム現場)お知らせください。
今回は、申請開始から1か月半ほど経過した「住宅省エネ2024キャンペーン」の
傾向と対策について解説しました。
北陸新築リフォーム補助金ナビでは、この補助金を活用したいけど、どんな材料を使用したらよいのかわからない、申請手続きが不安。などの工務店様からの相談や、補助金申請を支援しております。くわしくは当サイトまでお問い合わせください。
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