いつもご愛読いただきありがとうございます。
北陸新築リフォーム補助金サポートナビ運営局です。
令和6年度の大型補助金「住宅省エネ2024キャンペーン」
4月から申請開始していましたが、そろそろ後半戦になってきました。
今回のコラムではリフォームの申請における「予約申請」の方法について解説します。
エコキュートで大人気の「給湯省エネ2024」でも予約申請できるの?
必要書類や条件について解説します。
今年の住宅省エネキャンペーンの中でも最も人気のある「給湯省エネ2024事業」
補助対象の高効率給湯器を交換すると、8万円~13万円補助金がもらえます。
当サイトの別コラムで既に解説していますので参照ください。
https://hokuriku-hojyokin.jp/column/848/
ところで、この高効率給湯器のリフォーム工事と同時に「電気温水器」の撤去がある場合、
撤去加算として追加で5万円も補助金申請できるのをご存じですか?
さらに、同じ住宅にもし蓄熱暖房機(深夜電力で中のレンガを温めて放熱する暖房機器)があった場合、
給湯器と同時に処分してもらえばさらに1台あたり10万円も補助金が加算されます。
<エコキュート補助金+撤去加算あり補助金申請の一例>
この撤去加算の予算ですが、7月22日時点で申請割合が56%を超えました!
残り半分もありません。
家庭において、給湯と暖房はエネルギー消費量が最も多く、光熱費削減効果がいちばん現れやすい住宅設備です。
電気代がかさむ冬になる前の今、省エネリフォームがおすすめ!
ただしお盆明けの9月以降にリフォーム工事に着手する計画の場合、
撤去加算はおそらく補助金終了しているでしょう。
そんな場合に便利なのが「予約申請」です!
工事完成写真が無くても補助金の予算を確保できる「予約申請」手続きに必要な書類とは
一体何?条件は???
次項で解説します。
補助金の予算取りは、申請ポータル上で「交付申請」する必要があります。
リフォームの場合、交付申請のためにはリフォーム工事の完成写真が必須です。
現場が終わらないと補助金予算が確保できません。
ただし、条件を満たせば「工事着手写真」による「予約申請」が可能。
予約時にはエコキュート設置完了写真の提出は不要ですが、そのかわり「工事着手写真」が必要です。
「工事着手写真」とは何でしょうか?下記が条件です。
【補助金の予約に必要なリフォーム工事着手写真のポイント】
・現地調査や採寸は工事着手と見なさないので不可
・写真の中で工事作業が始まったことがわかる不可逆的な変化が見て取れること
・エコキュート以外の他の工事の着手でも可(同じ契約内の工事)
・蓄熱暖房機の撤去作業中写真でも可
エコキュート交換工事だけの案件の場合は、エコキュート設置工事そのものが「着手」になるので、施工当日より早く予約することができません。
もしエコキュート以外の工事を同時に受注すれば、エコキュート補助金の予算も予約が確実にできます。
そこで当サイトが予約作戦用におすすめするのは、エコキュート+内窓設置工事です。
先進的窓リノベSグレード対象の内窓を小サイズ2か所以上がおすすめ!
窓リノベ補助金も別途申請でき、内窓の補助金も追加でもらえますよ!
<エコキュート補助金予約確実パッケージ>
② 必須工事 エコキュート交換工事 補助金100,000円
③ 撤去加算 電気温水器を撤去1台 50,000円(任意)
④ 撤去加算 蓄熱式暖房機を撤去1台 100,000円(任意)
①+②+③+④ 補助金合計 308,000円!!
なお、昨年「バリアフリー手すり設置工事」で予約申請したことがある方。
その後「手すりを設置したフリ」の不正が多数摘発され(関西方面)、いわくつき工事になってしまったので、予約が目的での手すり工事は今年はおすすめしません。
いかがでしたでしょうか。
今年の住宅省エネ2024キャンペーンは予算消化がゆっくりめですが、
エコキュートの補助金の給湯省エネ2024だけは、秋には予算終了しそうなので注意が必要です。
リフォームの補助金は工事着手時点で補助金が当たる、当たらないを言っておかないと
トラブルになりかねません。
補助金がもらえるとお客様に約束したいなら、リスク回避するために、予約申請という方法とその条件をお客様にもご説明し、より計画的に補助金活用できるよう今から対策しておきましょう。
北陸新築リフォーム補助金ナビでは、この補助金を活用したいけど、どんな材料を使用したらよいのかわからない、申請手続きが不安。などの工務店様からの相談や、補助金申請を支援しております。くわしくは当サイトまでお問い合わせください。
当サイトでは「窓リノベ」「給湯省エネ」「子育てエコホーム」の補助対象の製品が何か、補助金がいくらなのかチェックできる補助金額算出シートを無料配布中です。
リフォーム工事前写真を撮るときに、どこの部位の写真を撮っておけばよいのかの参考におすすめです。
下記から無料でダウンロードできますのでぜひご活用ください。